子どもの疑問は難しい②
こんにちは、うどんです。
以前紹介したように、うちの娘は"〜に骨はあるの?"という質問にハマっている。
先日スーパーへ買い物に行った時も、質問された。
「パパー、パパー、タコって骨あるの?」
なんだ、それなら簡単だ。タコは軟体動物で、骨はないと理科で習った気がする。
こないだたこ焼きパーティーしたときも、ゆでだこ買ったら骨はなかっ……………
いや、なんかあった!
聞かれて思い出したけど、頭部分から軟骨のようなものが出てきた気がする!!
あれ、それイカ捌いた時だっけ?この骨はなんの記憶なんだ?ヤバい、全然覚えてない。
うわぁ、思ったより難問だぞ…とりあえず子どもの質問には答えなければ。
「ないと思うけど、こないだタコ食べた時に骨みたいなの見た気がするから調べてみるね!」
我ながら中身のない回答だ。こんな答えばかりしていたら、きっとすぐ娘に聞かれなくなるんだろうな。頑張ってタコについて調べなくては!
そしてタコについて調べてみると、想像以上にタコに関する豆知識が入ってきてしまった。
せっかくなのでここに記しておこうと思う。
・タコの祖先は貝の仲間。長い年月をかけて進化し、殻を捨てて機動力を手にした。そのため、貝の中身と同様骨がない。
・頭にある軟骨のようなものは貝殻のような殻が変化したもの。イカのやつも一緒。
・タコは無脊椎動物の中で最も頭がいい。寿命は1〜2年だが、人間と同じだけ生きられれば海底に都市を作れると言われている。
・タコは生きている時、血が青い。死ぬと血が透明になる。
・タコの足一本一本には脳のような神経細胞の塊がある。実質脳9個。心臓も3つあり、メインの心臓の他に、左右のエラにも一個ずつついている。更には全体の9割が筋肉。
…タコすごいよ!普段何気なく食べてるけど、とてつもない生き物なんじゃないか?
青い血で脳が9個あって心臓が3つあって足が8本で9割筋肉で海底都市を作れる知能の持ち主って、とんでもない化け物!
これからタコを食べる時は、尊敬の眼差しを持って食べることにしよう。
さぁ、これだけ学んでおけばいつ娘に聞かれても万全だ。問題は、このことを伝えようとした時に、すでに娘がタコに関心をなくしていたことである。
※ちなみに、ネットでザッと調べた知識なので間違っている可能性もあります。