入れるだけで異国の味!五香粉!
こんばんは、うどんです。
私は台湾が大好きである。というより、台湾で食べるご飯が大好きである。
何を食べても八角が香る、と妻は言うが、八角好きの私としてはそこが最高なのである。
一時期色々な料理に八角を入れることにハマり、妻に怒られた経験を持つほどだ。
しかし、新型コロナの影響や妻が妊娠している状況を考えると、しばらく台湾に行くことは叶わないだろう。
そんなときに、私は出会ってしまった。
"五香粉“に!!
もう、これさえ入れれば一瞬で台湾気分!
ポリ袋に鳥もも肉と生姜とニンニクと酒と醤油とみりんあたりを適当に入れて、仕上げに"五香粉"を入れて少し置く。
それから片栗粉と小麦粉混ぜた衣で揚げればあの夜市の大きな唐揚げっぽい味に!!
見た目は悪いし、あの唐揚げは鶏むね肉だと思うし、後ろに写るホーロー鍋は汚いけど、めちゃくちゃ美味しい!
香る八角、よく分からない複雑なスパイスの甘み、鶏肉のジューシーさ、サクサクの食感…幸せすぎる。
ちなみに妻が衣に"五香粉"を混ぜて焼いてくれたが、そちらもとんでもなく美味しかった。
いやー、本当にすごいよ"五香粉"。
八角好きな私としては、本当に最高のスパイスで………………
えっ?
えっえっ?
これ八角入ってないの?!
嘘でしょ?
この聞いたことないスパイスの羅列はどういうこと?
もう、衝撃的すぎた。信じられなすぎてS&Bに質問の電話をしたいくらいだった。
冷静に考えたらそんなのただのクレーマーなので、一旦五香粉について調べてみることに。インターネットって便利だなぁ。
調べてみると、色々な配合のパターンがあり、そもそも五種類じゃないこともあるとか。
+
が一般的らしい。
そして、気になるちんぴとフェンネルについても調べてみた。
ちんぴ(陳皮):
温州蜜柑やマンダリンの皮を乾燥させたスパイス。爽やかな柑橘系の風味で、七味唐辛子にも使われている。
フェンネルという植物の種子を乾燥させたもの。風味がアニスに似ている。インドでは食後の口臭予防に噛むことも。
なるほど、八角っぽい風味の正体はフェンネルだったのか。似ているなら間違えても仕方ない。これからはドヤ顔でフェンネルについて語れるし。
とりあえず八角なんぞ入ってなくても、五香粉は本当におすすめ!
いれるだけで一気にエキゾチックな異国の雰囲気出ること間違いなし!
一度使われた後に引き出しの奥に潜り込んで、遠い未来に塊で発見されるのも間違いないと思う。