うどん部屋

そこそこ家事をがんばるパパの、育児と読書中心の雑記ブログ

思い出の怖い話

今週のお題「怖い話」

 

こんにちは、うどんです。

 

せっかくなので、お題に挑戦してみたいと思う。

 

「怖い話」

 

最近の怖い話で言えば、私にとって一番好きなミステリのシリーズである三津田信三さんの"刀城言耶"シリーズがある。

本当はめちゃくちゃその面白さと怖さについて語りたい。いろいろな人にこのシリーズの魅力を知ってほしい。

しかし、以前も書いたように今の自分にはそれを語る文章力が足りていないと思う。

 

 

なので今回は、今でも時々思い出しては勝手にゾッとしている、思い出の怖い話を書きたいと思う。

 

 

それは、小学校の頃に読んだ漫画の話。

コロコロだかボンボンだか忘れたけど、たまたま読んだ漫画にその話は載っていた。

 

 

舞台は小学校。

女生徒のAとBが、クラスの課題について話している。

課題は家族の食卓を絵で描くこと。

しかしBは"家族で楽しい食事をしたことがない"とAに話す。

そこでAは、手助けのためにBの家に行ってあげることに。

Aの家に行ってみると、どこか様子がおかしい。会う家族全員がどこか変なのだ。

不安になっていくA。この家族は人間ではないのでは…?

そして最後に、Bが本音を打ち明ける。

"わたしたちは人間を食べる化け物なの。今夜の食卓はAちゃんのおかげで楽しめそう…"

Aの悲鳴と共に暗転していき…

 

後日Bちゃんが学校に提出した課題は、子どもらしいかわいいタッチで描かれた食事風景。

しかし、席についてるのはヘドロのような化け物だし、皿に乗っている料理はAちゃんの首や手、足…そして一言、

“Aちゃんのおかげでたのしいしょくじができました"

 

 

うん、改めて思い出そうとすると驚くほど朧げな記憶しか残ってなかった!

もうAちゃんが家に行く理由もわからなければBちゃんが悩んでる理由もフワッとしてるし、家に着いてからの流れも全然覚えてない。

 

 

ただ、最後の食事風景の絵は頭からどうしても離れない。子どもらしいタッチの絵と、グロテスクな内容のギャップ。ひらがなで書かれた言葉も、内容と文字のミスマッチが恐ろしさを増大させている。

 

怖い話はあまり得意じゃないけど、ただのホラーならいくつも見たし、これより怖い話はいくらでも聞いてきたと思う。

それでも子供心にこの漫画から受けた衝撃はいまだに頭に残っているし、怖い話と聞くと真っ先に思い出すのはこの漫画のことだ。

 

 

以上が、思い出の中の怖い話。

 

 

ちなみに今一番怖いことは、松屋の"ゴロゴロチキンのバターチキンカレー"が終了してたこと。

妻に今日買って帰ると約束してたのに…とっくに終わってたなんて…帰るのが怖い…

 

…と思ったら、表のメニューになくてTwitterで終わったかも?と書いてるだけで普通に売っていた。

怖い話にならなくてよかった!!