今更ながら、読書感想文の楽しさを知る。
おはようございます、うどんです。
今まで自分の文章力のなさから、なかなか好きな本について書くことができないでいた。
しかし、今週のお題である「読書感想文」をきっかけにようやく書き進めることができている。今週中には書き終えることができたらいいなぁ。
このお題に挑戦してみて、初めて知ったことがある。
それは読書感想文を書くことの楽しさである。
読書感想文なんて、書くのは小学校時代以来だと思う。20年以上も昔だ。当時は宿題だからやらなくちゃ程度の認識だった。課題図書の中から読みやすくて感想が書きやすいものを選んで、感想文をどう書くか考えながら読んでいく。そういった無難な文章を書くのは苦手じゃなかったし、先生からの評価も悪くなかった気がする。
その程度の記憶しか残っていない。
ところが本が好きになりミステリにハマって好きな本について書くとなると、全然違っていた。
めちゃくちゃ楽しいし、とてつもなく難しい。
本の魅力や感動したところ、何がどう素晴らしかったのかを自分の文章にして感想文の読み手に伝えたい。頭の中にアイデアは思い浮かぶし、伝えたいことはたくさんあるのに、どうしても表現できない。
それを少しずつ表現していくのが、とても楽しくうれしいと同時に、もどかしくて苦しい。
読書感想文にこんな一面があるなんて、学校の宿題からは習うことができなかった。
それだけでもブログを始めた甲斐があったと思える。
自分の娘と息子には、この読書感想文の魅力をなんとかして伝えていきたい。そして、それを通して意味がなく思える学校の勉強にも、魅力があふれていることを教えていきたい。
それを伝えることが難しいし、子どもが理解する可能性が低いことは自分の経験からもよくわかっている。きっと自分の親も伝えようとしてくれたのだろうし、当時の私には理解することができなかった。
それでも今の記憶のまま小学生に戻ることはできないのだから、悔いのないように子どもたちには伝えていきたい。それが、今更気づいた私にできることなのだと思うから。
ちなみにこの文章を書いていて、20年巻き戻しても小学生になれないことに軽く絶望している。マジか。そりゃ近所の子どもにおじさんといわれるのも仕方ないか。