理想の老後は近くにある、かもしれない
今週のお題「おじいちゃん・おばあちゃん」
おはようございます、うどんです。
理想の老後って、考えたことありますか?
私は今回のお題で、初めて具体的に理想の老後について考えてみた。
もちろん今までにも軽く考えたことはある。
妻と"老後こんなことしたいねー"と話したこともある。
とはいえ、私はまだ30代半ば。具体的に考えるにはまだ若いし、これだけ世の中が変わっていくと将来は予想もつかない。
でも、これはいい機会かもしれない。
とりあえずやってみよう、老後にやりたいことを書き出してみよう。
老後にやりたいこと
①旅行をたくさんする
行ったことのない場所、食べたことのないもの、見たことのない景色はまだまだ多すぎる。働いている間はどうしても時間が限られるので、老後は自由に旅行したい。
②孫をめっちゃかわいがる
もう、ただただ可愛がりたい。娘や息子が嫌にならない程度に。
まだ娘は3歳だし、息子は生まれる前だけれども。
③妻とぼーっとする
育児もせず、仕事もせず、家事もせず。
ぼーっと昔のことを話したり、昔のアルバムを見返したりしたい。
④好きな本を読む
自分の老後に、果たして紙の本はあるのだろうか。
私は電子書籍が苦手だし、読んだことのない本を紙で好きなだけ読みたい。
⑤こだわりの料理をする
時間にとらわれず、お金に囚われず、食べたいものをひたすらこだわって作ってみたい。
そのためにも健康な胃袋でいなくては。
以上となる。
老後にやりたいことを考えていて思ったのは、この理想ってほとんど"自分の親だなぁ"ということだった。
定年を迎え自由になった両親は、とても楽しそうに老後を過ごしている。
毎月のように旅行をしてるし、お土産と言って我が家に来ては孫を可愛がり、昔のアルバムを見返して昔の写真を私に送ってきたり、好きな映画のDVDを楽しんでいたり、実家に帰れば父親がよく分からない美味しい料理を出してくる。
理想の老後が自分の親だとは、こうして書き出してみないと気づかなかった。
まさかこんな近くに理想の老後があるなんて。
両親をうらやましいと思うと同時に、尊敬し直した。
父親になって初めて気づけたけど、子どもが思っている以上に親は苦労している。
生まれる前から心配ばかりで、生まれた後も心配だらけで。
教えかたひとつで苦悩して、叱りかたひとつで後悔して。
育児のことで妻と喧嘩したこともある。
しかも育児だけしていれば良いわけではない。
家事をして、仕事もして。
そういった多くの苦労を乗り越えたからこそ、両親は今、心から楽しんで見えるのだろうな。
そしてその両親が愛情をもって育ててくれたからこそ、心から両親を尊敬できる自分がいるのだと思う。
私も自分の子どもたちにそう思ってもらえるよう、一生懸命愛情をもって接していこうと思う。
本日は敬老の日。
自分の理想の老後について考えてみると、両親を尊敬し直す良い機会になるかもしれません。